桐野夏生『メタボラ』

メタボラ作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/05/08メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (79件) を見る 必死に逃げていた。ひたすら走って、この場を去ってしまいたいが、<僕>は今、深い森の中にいて逃げることはおろ…

猫猫先生の小説が発売。

悲望作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (33件) を見る 買っただーよ。これから読むだーよ。 やっぱり猫が好き 2007 [DVD]出版社/メーカー: フジテレビジョン発売日: 2007/…

井出草平『ひきこもりの社会学』(世界思想社)刊行記念インタビュー

当サイトでは既にみなさまおなじみの、トラカレの同人誌にも参加していただいている井出草平さんが、待望の書籍を刊行いたします。タイトルは、『ひきこもりの社会学』です。「ひきこもり」については誤解も多く……というか誤解だらけなのですが、本書を読め…

これから読むぞ。

憲法の力 (集英社新書)作者: 伊藤真出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見る数学ガール (数学ガールシリーズ 1)作者: 結城浩出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2007/0…

ほんだらけ

百年前の私たち――雑書から見る男と女 (講談社現代新書)作者: 石原千秋出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/16メディア: 新書購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (26件) を見るゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代…

これから読む&読んでいる。

法解釈の言語哲学―クリプキから根元的規約主義へ作者: 大屋雄裕出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2006/11/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (26件) を見る正義・家族・法の構造変換―リベラル・フェミニズムの再定位作者: 野…

いよいよ。

未完結の問い作者: 大西巨人,鎌田哲哉出版社/メーカー: 作品社発売日: 2007/03/01メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (11件) を見るアマゾンで注文開始。楽しみです。

最近読んだ。

それってどうなの主義作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 白水社発売日: 2007/02メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (44件) を見るたまには、時事ネタ作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/01/06メディア: 単行本購入…

『サブカルチャー神話解体 増補―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在』

『サブカルチャー神話解体 増補―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在』を読んだ。同書は、1993年に発売された『サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の30年とコミュニケーションの現在』に、文庫増補版へのまえがき、文庫増補版へのあとがき 、序…

表現者 2007年 03月号

『表現者 2007年 03月号』にて、 西部邁×宮台真司×寺脇研×八木秀次の座談会「国体なき教育改革とは何か」が載っていたので立ち読み。とにかくリズム感のある対話だった。「教育基本法改正」の批判からはじまって教育思想のディテイルを検討するという内容で…

読みたい3冊(というか12冊)。

◆イアン・ハッキング『何が社会的に構成されるのか』 ◆仲正昌樹, 清家竜介, 藤本一勇, 北田暁大, 毛利嘉孝『現代思想入門 グローバル時代の「思想地図」はこうなっている!』 ◆広田照幸編『リーディングス 日本の教育と社会―第1巻 学力問題・ゆとり教育』 『…

東浩紀+北田暁大『東京から考える』(NHKブックス)

東浩紀+北田暁大『東京から考える』(NHKブックス) ともに1971年に生まれ、東京の郊外に育ち、同時期に現代思想の先例を受けた気鋭の論客二人の眼に、ポストモダン都市・東京の現在は、どのように映ったか。 シミュラークルの街・渋谷の変貌、郊外のセキュ…

2007年に出る本

『出版ニュース』の2007年1月上・中旬合併号に、「アンケート 今年の執筆予定」が掲載されている。色々な知識人の方が答えていて面白い。昨年もちょっとだけ紹介したけど、今年も個人的に気になるものをいくつかメモメモ。 呉智英『マンガ狂につける薬TODAY…

個人的にタイムリー。

◆「あなたの知らない照明術 : akiyan.com」◆「Passion For The Future: 頭がよくなる照明術」 『頭がよくなる照明術』という本の書評です。ちょうど先日、部屋にオレンジ系の間接照明2つ取り付けたばかりなので個人的にアクチュアルな書評だったのです。ア…

文庫化キタコレ。

◆フリードリヒ・キットラー『グラモフォン・フィルム・タイプライター〈上〉』 ◆フリードリヒ・キットラー『グラモフォン・フィルム・タイプライター〈下〉』

やっつけ仕事。

これから買う5冊。 ◆斎藤美奈子『たまには、時事ネタ』 ◆仲正昌樹『前略 仲正先生、ご相談があります』 ◆坂野潤治『昭和史の決定的瞬間』 ◆山本貴光, 吉川浩満『問題がモンダイなのだ』 ◆吉本敏洋『グーグル八分とは何か』 読んだら面白かった3冊。 ◆赤川学…

これから読む。

◆福田和也『大丈夫な日本』 本屋で立ち読みして気になった。「日本は大丈夫ッス。今騒がれてるような問題は、大抵過去にちゃんとクリアしてきた歴史あっからさ」みたいな本、だと思う(口調は違う)。ちゃんと「保守」しているなーと感心したので、じっくり…

これも文庫になるのか

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309462804/ref=ase_seijotcp-22/250-2098065-6287419 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309462812/ref=ase_seijotcp-22/250-2098065-6287419 単行本で持っているけどなんか欲しい。再読するために買う…

気になる本を一言添えて紹介するよのアレ。

◆笠井潔『探偵小説と記号的人物(ヨミ キャラ/キャラクター) 』(東京創元社) これは話題になりそうです。 ◆高橋哲哉『憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本』(日本評論社)◆高橋哲哉『この国で〈精神の自由〉を求めて』(NPO前夜) 立…

『バックラッシュ!』アンケートのお願い

というわけでweb上でも色々と話題になっている『バックラッシュ!』ですが、キャンペーンブログのほうで「読後アンケート」をおこなっておりますので、ぜひぜひ、どうか、なにとぞ、なにはともあれ、協力ください。まだ買ってない人は、いますぐ泣きながら書…

リニューアルした『SIGHT』購入してみた。

ちょっと乗り遅れてしまったけど、リニューアルした『SIGHT』を購入してみた。『SIGHT』は日本を代表する音楽誌『ロッキング・オン』を出版しているロッキング・オン社が作っている雑誌で、発行部数は公称15万部とのこと。その『SIGHT』が「世界をリベラルに…

『バックラッシュ!』が届いた!

本日、谷川さん(id:lelele)から送っていただいた『バックラッシュ!』が届きました。実物を手にしたのは初めて。記念に写真をパチリ。 今までモニター画面とゲラと原稿用紙とばかり向き合う作業でしたが、こうやって立体になった実物を手にとって見ると、…

『バックラッシュ!』本日発売! 

上野千鶴子さん、宮台真司さん、斎藤環さん、小谷真理さんなど、豪華な執筆陣が参加している期待の新刊、『バックラッシュ! ――なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』が本日発売日を迎えました。昨日行われた発売カウントダウンチャットでは、「キャンペー…

未読の本を「読もう」と叫ぶ。

◆斎藤美奈子『冠婚葬祭のひみつ』(岩波新書) 斎藤美奈子さんの本。読もう。 ◆内澤旬子『センセイの書斎―イラストルポ「本」のある仕事場 』(幻戯書房) 林望さん、米原万里さん、養老孟司さん、上野千鶴子さん、佐高信さんら31名の「センセイの書斎」をイ…

ネット社会について考える本(じんぶんやごっこ)。

◆宮台真司・神保哲生『ネット社会の未来像』(春秋社) 「丸激トークオンデマンド」 の書籍化第三弾。特に東浩紀さんとの鼎談は必読。なお、哲学者の東浩紀さんの本もまたいずれも重要ですが、『InterCommunication』55号に掲載されている「情報社会を理解す…

『バックラッシュ!』近日発売のお知らせ。

ひとり出版社「双風舎」社長の谷川さん(id:lelele)のブログで既に公開されているとおり、上野千鶴子さん、宮台真司さん、斎藤環さん、小谷真理さんなど、豪華な執筆陣が参加している――そしてなぜかchikiも参加している――期待の新刊、『バックラッシュ! ―…

例の読んでないアレ。

◆竹内洋+佐藤卓己編『日本主義的教養の時代―大学批判の古層』(柏書房) ◆仲正昌樹『「分かりやすさ」の罠―アイロニカルな批評宣言』(筑摩書房) ◆仲俣暁生『ことば”の仕事』(原書房) ◆佐藤真『エドワード・サイードOUT OF PLACE』(みすず書房) ◆林利隆…

まだ(積読or未購読で)読んでいないけれども一言ずつ紹介するよ。

◆斎藤環『戦闘美少女の精神分析』(ちくま文庫) 東浩紀さんの解説付きでカムバック。 ◆スティーヴン・レヴィット『ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する』(東洋経済新報社) bewaadさんや稲葉振一郎さんが褒めていたよ。 ◆稲葉振一郎『モダンのク…

今月の「これから読む」数冊。

◆浅野智彦『検証・若者の変貌―失われた10年の後に』(勁草書房) 昨日のエントリーで簡単にレポさせていただいた「「思想塾公開トークセッション『若者の現在』」での個人的な収穫は、浅野智彦さんの話を生で聞けたことだった。浅野さんは、広田照幸さん、後…

ザ・Amazonさんがchikiに薦める5冊。

◆野田正彰、大谷昭宏、宮台真司『麻原死刑でOKか』(中央出版)◆西部邁『無念の戦後史』(講談社)◆小林よしのり『小林よしのり 目の玉日記』(小学館)◆フランシス・フクヤマ『America at the Crossroads: Democracy, Power, And the Neoconservative Legac…