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「カルチュラル・タイフーン2004」
2004年7月9日(金)〜11日(日)の期間、琉球大学にて「カルチュラル・タイフーン2004」が行われます。
昨年、早稲田大学で行われた「カルチュラル・タイフーン2003」に足を運んだchikiですが、(レジュメが足りなくなったり席が足りなくなったり、モニターが見づらかったりと、色々な支障はあったとしても)なかなか面白いイベントであったことを記憶しています(そういえば「足りなくなったレジュメはサイトに後日掲載します」と説明されたのだが、何故か未だに掲載される気配はない)。
chikiは以前、とても簡単なレポートをお送りしましたが、そこでは、イベント内で語られたCSに対する批判的な意見しか掲載しませんでした。
理由は、会場の雰囲気があまりにアジっぽかったことと、テクスト論を学んでいた者としていくつか批判したいというところがあったからです(加えて、姜尚中が格好よかったから、というこれまたミーハーな理由もあるとか。姜尚中の理論を支持しているわけではありませんが、顔は支持します)。



今年も、場所が近かったら足を運びたかったのですが、場所が沖縄! 琉球大学! 貧乏学生のchikiには旅費などもありませんし、体力がないので泳いでも辿りつけそうにありません。
行けない口惜しさから負け惜しみを言えば、「なんだい!沖縄って!ありがちな場所でCSシンポジウムやって「ポスコロな感じ〜」とでも気取りたいのかよ!ちぇっ」です。
CSはやっぱり、お金持ちじゃないと出来ない学問なんでしょうか。友人で、お金がないからCSを辞めた人を知っていますが、やはり資料代が馬鹿にならないらしいです。ディシプリンが確立されていないためか、自分で本を購入しないといけないみたいで。
もちろん「お金がないと出来ない」っていうのには、そういった研究者サイドだけの話ではないと思うんですが、一概にまとめて論じることはなかなか難しそうなので、機会があれば具体的なテクストを取り上げてみたいと思います。



以上、「卒業旅行で沖縄」なんて発言とは無縁な貧乏学生から見たCSシンポジウム批判でした。ええ、ルサンチマンです(ノД`)。イベント好きなchikiは、行きたくてしょうがないです。なんてことだ(汗)。



※ちなみに、流行に敏感なカルチュラル・スタディーズらしく、昨年はネグリ&ハート『帝国』で盛り上がっていました。『帝国』は5,600円。古本屋に売ってなかったらchikiには読むことが出来なかったです。高いよぅ。
(原著は、こちらのサイトで全文読むことが出来ます!)