今日のネタ

「東京名菓日記さんによる「Re-membering Jacques Derrida 柄谷行人・浅田彰・鵜飼哲 デリダ追悼講演会」参加ノート」
11月23日に京都大学にて行われたシンポジウムのレポです。とても丁寧で読み応えがあります。そしてビールにワラタ。浅田彰さんは先日(10月16日)、東京コミュニティカレッジの授業でもデリダについて触れられました。そのときもデリダの系譜を追いながら、最近の柄谷さんの関心領域――ロシア革命がいかにマルクスの永続革命から程遠かったかという批判から、改めてマルクスを吟味するという話で、chikiが暴力的にまとめると「20世紀が無駄だったという話」です(笑)。ちなみにすが秀実さんは「トロツキーが悪い話」と要約している(爆)。と書くと冗談のようですが、本当は(当たり前ですが)とても丁寧な実証と考察を行っていてとても勉強になりました。最近の討論や対談などでもしきりに触れられていますので、詳しくはそちらをどうぞ。余談(宣伝?)ですが、来週のコミカレは柄谷さんと関井光男さんが担当します――にひきつけつつ、「20世紀」という理想に対する幻滅の時代を引き受けながら思考を続けた哲学者デリダ、という形で紹介していらっしゃいました。
デリダといえば、『未来』12月号が「追悼ジャック・デリダ」特集を組んでいます。小林康夫「何を尊敬しなければならないのか?――一九八〇年一一月二六日」、守中高明「「秘密」をめぐる断片――a la memoire de J.D.」、鵜飼哲「断片、あるいはデリダの「ように」」などなどなど。ところで、chikiも見習って「ノート」を公開しようかなんて思ったり。「昨日は大澤真幸さんの授業に参加した(本当)。勉強になったなぁ。おしまい」とか。い、いらない?


「ised@glocom 倫理研第1回議事録」
東浩紀氏主導プロジェクトであるとことの同研究会の報告がいよいよ掲載されました。7万字を超えるとのことなので、読むのに気合が必要です(笑)。chikiはこれから読みますので感想などはまだいえませんが、折角なので感想を載せている方(のふむふむ読んだものの一部)や参加者の方のコメントをぷちリンク集させていただきますです。



「ARTIFACT ―人工事実―」加野瀬未友さん)
「SOUL for SALE」鈴木謙介さん)
「hirokiazuma.com-blog」東浩紀さん)
「picsy blog ISED」鈴木健さん)
「切込隊長BLOG(ブログ) 〜俺様キングダム」
「sameoの生活断片」
「KGV:「いか」の構造」
「JUNp@bLOG」
「月面軟着陸」



「「このPDFは自動的に消滅する」――Acrobat 7の新セキュリティ機能」
ひょえー(汗)。維持でも手放さないっていう気合が見えます。


「キューティーハニート」
近頃流行のニート替え歌です。なるほど。


「SONIC FLASH GAME」
なつかしのソニック再現FLASHゲームです。そにっくざぐっほじっへ。