女性学会レポまとめ&発言要旨

とりあえずレポのリンク集。


日本女性学会のワークショップ?「『ジェンダーフリー』『バックラッシュ』を再考する」に行ってきた
http://d.hatena.ne.jp/o-tsuka/20090629/p1


日本女性学会ワークショップ『「ジェンダーフリー」と「バックラッシュ」を再考する』をふりかえって
http://d.hatena.ne.jp/yamtom/20090628/1246257215


日本女性学会のワークショップ:「ジェンダーフリー」「バックラッシュ」を再考する:に行ってきた
http://d.hatena.ne.jp/cmasak/20090629/1246215153


ジェンダーフリー』が無かったら何もできなかったの? 違うでしょ?
http://invoice.cocolog-nifty.com/invoiceblog/2009/06/post-090e.html


ジェンダーフリー」「バックラッシュ」を再考する
http://www.delta-g.org/news/2009/06/2009.html


日本女性学会「『ジェンダーフリー』と『バックラッシュ』を再考する」での発言要旨その他
http://macska.org/article/257


日本女性学会ワークショップの報告
http://d.hatena.ne.jp/discour/20090701


もうこれ以上レポすることもないような気がするけど、自分の発言部分くらいはざっくりとまとめとこう。

  • ローカル媒体では90年代後半から、ウェブ上の言説では、マスメディアのアジェンダ設定を受けて02年から05年の間に、男女共同参画批判やジェンダーフリー批判が小さく持ち上がっていたんよ
  • 批判の多くは、テンプレ化した流言だったりして、それが気になったのでまとめサイトとか作って、誤ってる部分のコピペ流通に関してはつっこんでみたんよ
  • そんな感じで在野のブロガーとかmixiユーザーとかの応答はあったけど、女性学会系の応答はプレゼンスなかったと思うんよ
  • そうした一連のメディアイベントと「運動」で、基本法や地方の条例をめぐって色々盛り上がって、条例が撤廃されたり書き換えられたりと、極所的な影響力を持ったりしていたんよ(でも、条例とかが変わったことが、「実際の影響」を持ったかどうかは別問題なんよ)
  • 論文とかメーリスとか見てみると、研究者の人たちが、調べもしないで「バックラッシャーはあーだこーだ」的な「物語」ばかり再生産してたんよ
  • でもそれは「このように観察したいという欲望」でしかないし、「ジェンフリ」同様の「不確かなコピペ化」を繰り返していると思うんよ
  • 山口論文は、そうした言説に容易に飛びつくことの問題点も指摘していたと思うけれど、語源問題に矮小化されてると思うんよ
  • そうした状況だと、「ストラテジの見直し」とか「女性学の発展」とかフツーに無理だと思うんよ
  • 今日のやりとりでも、ダメージコントロールの応酬とか、「頑張った」「意義があった」「可能性があった」「現場はこうだった」といった発言ばかり目立ったけど、ステラトジー分析や言説分析の場面において、そうした「祈り」「意気込み」「気合」のようなものはどうでもいい雑音だと思うんよ
  • 新しいサイト作ったみたいだけど、意気込みに反して、実際の出来はひどいと思うんよ
  • ええっ!?女性学会のQ&Aって、元々一般のネットユーザーに読ませる気はなかったのかい!?それだと「チラ裏」って言われちゃうんよ
  • ええっ!?「チラ裏」でもいいのかい!?それならもう、好きにすればいいと思うんよ


ざっくりである。