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「『ゆとり教育』=『知的亡国政策』」ではない」
ちょうど「ゆとり教育の弊害」というフレーズが気になっていたので参考に。chikiの世代が数年後若者バッシングをするときに簡単に使われそうですが、その前に丁寧に吟味が必要かと。


「7月3日放送の「中学生日記」は男子中学生がコーチから性暴力を受けるという内容」
放送前から話題になっています。


「asahi.com:男女同室の身体検査、小1で16% 文科省「別々に」」
「同室で小4の水泳着替え、全国で823校…文科省調査 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」
「身体検査:公立小学校の16.4%が男女同室 文科省調査:MSN毎日インタラクティブ」
「Sankei Web 16校に1校が男女同室着替え 小5〜中学生で文科省初調査(07/01 00:10) 」
「小学高学年での男女混合騎馬戦 730校余で実施」
それぞれの記事に特徴が出ています。産経新聞世界日報は例のごとくジェンダーフリーと絡めて紹介、批判のタネにしている模様。特に世界日報は「(男女混合の騎馬戦などの)実施理由は(1)小規模校で男女の人数のバランスが悪い(2)以前から男女混合で行っている(3)学級全体の団結力を高める――などだった」と書いているのに、その後に「この男女ごちゃ混ぜ教育は身体的性別の違いより社会的性別(ジェンダー)の解消を目指す男女共同参画の理念から生じている」と結論付けるというウルトラテクを披露。「根拠の薄いバックラッシュ」って、こういうことを言うのかという良いケーススタディに使えそうです。産経に関しては「黙然日記」さんが既に指摘していらっしゃるのでそちらをどうぞ。一点加えると、「ひな祭りやこいのぼりについての幼稚園への調査では、46園が男女平等に反するとして中止」と書いてあるけれど、これは公権力による「禁止」でもなければ価値観自体の否定でもなく、集団によって行事を行わないと選択をするところとそうでないところがあるというだけのことなんですが、産経的には「幼児教育にまで性差否定の動きが及んでいる状況をうかがわせ」、世界日報的には「政府が基本計画改定で問題視するだけでは不十分であり、ジェンダーの解消を優先する理念の根本的な見直しが必要であることが改めて明確になった」そうです。これって、「bogusnews」「虚構新聞」でネタにされているような「嗤える発想」だと思うんだけど。


「マジで宇宙やべえええええええええええええええええええええ 」
こういうのは好きです。