補足

上記コメントに対してid:using_pleasureさんから

そんなに気張らんでも、どこぞのwikiを使って(うちのwikiでも構わんし)イベント参加者であれば(べつに参加者でなくとも)誰にでも投稿内容を修正可能な状況にしてレポすればいいんじゃないかな。
世の中にはいくら待っても詳細が浮上してこないイベントなんてのは山のようにあるし、そういうのは待っててもしょうがないのだから、誰かがレポしてくれるに越したことはないと思う。けれど、それは情報の流れが一方通行になってしまいがちなブログでやるのではなくて、基本的に誰に対しても(もちろんイベントの登壇者本人にも)編集可能性が開かれたwikiをベースにして行えばいいのだと思うよ。結局情報の正確さというものが個々人のバイアスに依存する以上は、共同編集によって少しづつ暫時的に情報を修正していくしか手段はないと思う。

http://d.hatena.ne.jp/using_pleasure/20050406#1112753524

というご意見を頂きました。貴重なご意見、本当にありがとうございます。せっかくなので、もう少しの間、より公正でクオリティを維持することの出来るイベントレポサイトのシステムについて考えたいと思います(ここには前提として、ネットで講演などを読めることが良いことだ、という考えがあります)。実はchikiも、wikiの「誰もが簡単に手を加えられること」のメリットも考慮しており、そのうえで「自分がレポした快楽」を欲しがるからブログで行っている人が多いと思うので、wikiからレポーターをURL付きでランキング付けしてみるというのもアリかもしれない、などと考えていたりもしました。ただ、上記でwikiについて触れず、一見古臭い形のやりとりのみ提示したのは、場合によっては本人が編集したのを、聴講者が「それは違う」とさらに手を加えることがあったりすると恐ろしいな、なんて思いついたり(苦笑)、編集途中に読んだ人が誤解する可能性、およびに編集する者のリテラシー等について考えていたからです。現時点のwikiでは、「発言者の意向」を尊重出来るかどうかちょっと疑問が残っています。でも、重要なヒントになると思います。もちろん、「そもそもそんなもの(イベントレポ)なんてない方がいい」という考えもあると思うので、慎重に考察したいです。
あと、当然ですがこういう「案」があったとして、それを実際にシステム化できる人も必要になるんですね。そのあたりのバランスも吟味する必要がありますね。