「ジェンダーフリー」「バックラッシュ」を再考する

下記イベントに参加します。

日本女性学会 2009年度大会ワークショップ:「ジェンダーフリー」「バックラッシュ」を再考する
日時:2009年6月28日(日) 9:30~12:00
会場:お茶の水女子大学 生科 306室
コーディネーター:荻上チキ、斉藤正美、山口智美(メイン司会山口、サブ司会荻上
発言者:伊田広行、井上輝子、金井淑子、細谷実、小山エミ
概要:
フェミニズム内の多様な立場から、「バックラッシュ」に関する書籍、サイトなどの編集、執筆に関わり、積極的に発言をしてきた発表者により、「ジェンダーフリー」をめぐる論争について今現在の観点から再考したい。また、言論、運動、およびネット空間における、女性学の「バックラッシュ」対応についても、参加者もまじえて議論したい。
http://d.hatena.ne.jp/yamtom/20090623/1245828636


和気藹々としたトークにはならないことだけは確か。見所は山口さん&斎藤さんの発表だと思うので、僕はあくまでオマケ。僕の内容は、「ジェンフリ騒動」で垣間見えた、女性学者のネット利用を批判的に検証する内容になるかと。お近くの方はふらりとどうぞ。多分レポあがると思うけど。

読了1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2


http://d.hatena.ne.jp/solar/20090529#p1
仲俣さんが「この本こそが『空気さなぎ』である」と書いていたけれど、むしろその手の、昨今のサブカル作品にも頻出する「内向的なヒロイズム」(徹底的にイイワケしながら、結局はお膳立てされたヒロイズムにフリーライドするの図)の蔓延の方にこそ「抗体」が欲しいぜ、といったことを来週発売の『SPA!』に書いた。仲俣さんは褒めすぎだと思う。

読了2

ブログで告知エントリ見て、ずっと発売を楽しみにしていたのだけれど、予期せず編集の方よりお送りいただく。感謝。


社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか (NHKブックス)

社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか (NHKブックス)


非常に読みやすい。『経済学という教養』と同じく、完全な「入門」というよりは論点ガイド的な部分もあるので、「下手に色々な流行本に手をつけて少し混乱した頭」で読むぐらいがちょうどよさそう。逆に配慮が行き届きすぎている気もするけど、そこも売りなんだろう。学生は両方買ったほうがいいよ!


経済学という教養 (ちくま文庫)

経済学という教養 (ちくま文庫)


ところで今の大学生でも、ポモにはまってしまって近経などで中和、といったコースがあったりするんだろうか。