リンク集〜ユリイカ反省会(ぉぃ)〜
著者ご本人が「『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法」に掲載されたご自身の記事について言及されているページのリンク集です。雑誌掲載順。これから増えるかも。chikiのコメントは記事本文について言及したものではなく、各ページの紹介文となっております。
◆「おまえにハートブレイク☆オーバードライブ」
「激突!はてな頂上作戦」に参加された栗原裕一郎さん。こぼれ話などを掲載しております。「肩書き」は未だ不明。え、えーと、編集を担当したり議論の司会をした今号のえらい人ですっ!
◆「《陸這記》 crawlin’on the ground」
「激突!はてな頂上作戦」に参加された仲俣暁生さん。言及記事が多いので、リンク先は「ユリイカ」検索結果となっております。
◆「A Pleasure of Deep Breath」
「激突!はてな頂上作戦」に参加された鈴木謙介さん。「実ははてなで仲の悪いと思われてる連中は裏でメールをやりとりしてつるんでる」…バレタ!
◆「日日ノ日キ@0328」
◆「日日ノ日キ@0214」
「激突!はてな頂上作戦」に参加された吉田アミさん。丁寧ではっちゃけた感想がたくさん掲載。というわけで、URLもふたつ用意。
◆「内田樹の研究室」
「史上最弱のブロガー」をお書きになった内田樹さん。執筆の経緯や記事の背景などが掲載されています。「じゅ」「き」じゃないよ、「たつる」だよ。
◆「たけくまメモ」
「「たけくまメモ」繁盛(させたい)記――誰もがメディアになる時代」をお書きになった竹熊健太郎さん。「もう少しまとまったブログ論」にも期待です。
◆「見下げはてな」
「ブロガーがネットを発見する」をお書きになったスズキトモユさん。本文といい、言及エントリーといい、心臓をえぐるような文章です。はうっ。心臓がくるしい。
◆「ナンダロウアヤシゲな日々」
「日記からアクションが生まれる」をお書きになった南陀楼綾繁さん。言及日が多いので、検索結果にリンクしました。他記事への感想が掲載されています。
◆「絵文録ことのは」
「ブログ・ガイド100@2005」にて、「メタブログ」を担当した松永英明さん。自ら紹介、言及したURLの一覧表や補足文章を掲載しています。以下、全て「ブログ・ガイド100@2005」担当記事。
◆「ARTIFACT ―人工事実― 」
「オタク系」を担当した加野瀬未友さん。紹介したURLの一覧を紹介しつつ、感想も掲載しています。
◆「作品メモランダム」
「人文系」を担当した山本貴光さん。本文には記載されなかった、綿密な思考の断片をうかがい知れます。なんと、詩もちゃんと読んでおられる。
◆「哲劇メモ」
「人文系」を担当した吉川浩満さん。ところで、山本さんと共同執筆である『心脳問題』が、「名古屋大学の入学試験」に使われたとか(「回答例」)。満点はとれましたかー?
◆「Tigerlily Scribble」
「アート」を担当した野中モモさん。アートを担当するだけあって、とっても綺麗なブログですね。chikiにはとてもできない。
◆「ロック少年リハビリ日記・別館」
「音楽」を担当した増田聡さん。感想を掲載しています。『音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ』売り出し中なので、良い子のみんなは買うとよろしい。
◆「Copy & Copyright Diary」
「著作権」を担当した末廣恒夫さん。丁寧な感想が掲載されています。他の記事も読んで、著作権について考えていきまっしょい。
◆「Freezing Point」
「ニート・ひきこもり」を担当した上山和樹さん。上山さんらしく、皆様からの感想トラックバックやメールを募集しておられます。これからも議論が続くと思われますので、皆様、レッツブックマーク。
◆「Culture Vulture」
「文学?」を担当した近藤正高さん。感想とご挨拶が掲載されています。Google話に涙ぽろり。皆、上記リンクをとにかくクリックしる! リンクしる!
◆「犬にかぶらせろ!」
「ブログの書籍化」を担当された速水健朗さん。記事内で言及されたURLが紹介されています。とっても便利な「ネット発書籍データベース」と合わせて読むと、本当にためになります。
これから増えるかも。しかし、こうやってみると、ブログをもっている執筆者の方の自己言及率高っ!
本日のメインディッシュ
◆「『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法」を買って、リアルに噴く。
というわけで、あちこちで盛り上がっている様子のユリイカブログ特集。おそらく、多くの人が未だに「ブログって何?」という状況で、デジタルディバイドというかブログディバイドみたいなものは根強く存在していると思われるのですが、しかーし、ブロガーとして、アーンド、人文系ムラに所属している身としては(?)、やっぱり気になるこの一冊。『ユリイカ』系の雑誌で、まるまる一冊全ての特集記事を読もう、と思ったのはこれが初めてかもしれません。ちなみにユリイカは詩の雑誌。よーし、ついでに詩も読もう。そのうち。
んで、購入。とあるイベント会場に向かっている間に読んでいたら、驚愕の文字が飛び込んできました。
「ブログ・ガイド100@2005」
↓
「人文系10選」
↓
「ニュース系」
↓
「成城トランスカレッジ! ―戯言@はてな―」
( ´∀`)…
( ; ´∀`)え…
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゜д゜) …
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
・゜・(;゜ Д゜)・゜・ …?!
(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシ
( Д ) ゜ ゜
「成 城 ト ラ ン ス カ レ ッ ジ ! ― 戯 言 @ は て な ― 」
ゴフッ(吐血)
リアルに噴きました。先生っ! 誤植です! 何かの間違いです! なんか、キモいサイト名が掲載されています!
というか、
こういうのって、事前に連絡来ないんですかぃ!
で、購入したその直後、某書店の某イベント会場にて吉川浩満(id:clinamen)さんに偶然にも遭遇。以下はその会話(敬称略)。
chiki「吉川さん。ユリイカ買いました。ていうか、見ちゃいましたよ!」(←おめでとうございます、とか、お疲れ様です、とか言えってば!)
吉川「おっ。ありがとうございます。( ・∀・)ニヤニヤ」(←ニヤニヤ、はchikiの脳内変換です)
chiki「紹介ありがとうございます。てか、あらかじめ言って下さいよ!」
吉川「いや、驚かせようとおもってwwww」(←wwww、はchikiの脳内変換です)
chiki「驚きましたよ。てか、リアルに噴きましたよ」
吉川「( ・∀・)ニヤニヤ」(←ニヤニヤ、は(ry
chiki「しかし…本当に申し訳ないです。しかも、発売の一週間前にサイト名を変更するという大ボケをかましてますからね!」
吉川「………そうなんだよね………」
chiki「………はい………」
吉川「( ゜∀゜)アハハ八ノヽノヽノ \ / \/ \」
chiki「( ゜∀゜)アハハ八ノヽノヽノ \ / \/ \」
吉川「( # ゜∀゜)アハハ八ノヽノヽノ \ / \/ \」
chiki「( ; ゜∀゜)アハハ八ノヽノヽノ \ / \/ \」
みよ! 紙媒体にURLを載せることの困難がここに!(滝汗)
「事前に言ってないし、しょうがないよ」というお言葉をいただきました。えーと、なんていうか、吉川さん、山本さん、『ユリイカ』の中の人の皆様、および購入された皆様、申し訳ございませんでした_| ̄|○
※どのように紹介されたか、詳細は『ユリイカ』でどうぞ。ちなみに、背表紙は近畿大学国際人文科学研究所の広告なんですが、chikiと吉川さんが出会ったのは、同研究所の東京コミュニティカレッジでした。縁が深い雑誌だなぁ。
ちょっとマジメに。
というわけで、「『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法」内の「ブログ・ガイド100@2005」において、山本貴光(id:yakumoizuru)さん、吉川浩満(id:clinamen)さんが担当された「人文系」の項目で、「ニュース系」の「作法」としてご紹介いただきました。本当にありがとうございます。光栄です。
chikiは個人的には、「トラカレ」的なサイト、広義での人文系リンクハブサイト(ニュース系)は必要だと思っています。もしかしたら「人文系」自体が小さなムラなのかもしれませんが、この手のサイトがあることで誰かの一助になることもあるでしょうし、新鮮な出会いもあることでしょう。
しかし同時に、「成城トランスカレッジ!」ではだめなんだ、とも思っています。例えば当サイトは、英語圏等の人文系ニュースはごくごく少数しか紹介できていませんし、また、多岐にわたる「人文系」のごくごく一部、偏った部分しかフォロー出来ていません。そして何より運営者がサル。謙遜抜きで実力不足です。うがった見方かもしれませんが、紹介していただいた記事も、最後の一行などは「褒めるのに苦労している」感が滲み出ているとさえ読めました(しかも一人だけアルファベットという胡散臭さ)。
『ユリイカ』という雑誌は、個人や図書館、大学の研究室等において長い間保存され、テーマ別に参照される類の雑誌でもあります。しかし一方で、ブログ、その他ウェブページは、これからもどんどん生まれ、どんどん消えていくでしょう(ウェブを全て保存しようというプロジェクトも進められているようですが、それがどのような形態になるのかは未だ不明です)。そして「トラカレ」も、いつ閉鎖になるかはわかりません。方針としては、リンク集として便利だと思うので、たとえポカやって「炎上」したとしても(あるいは更新しなくなったとしても)しばらくは閉鎖することはないと思いますが、「はてな」が何らかの形で変化することも考えられますし、将来のことはわかりません。
仮に「トラカレ」が閉鎖したとしても、需要がある限りはこの手のサイトはまた生まれるのではないかと思っています。出来れば「トラカレ」を足がかりに、よりレベルの高く、より多くの方に求められる人文系(個人)ニュースサイトが誕生することを願っています。それまでは出来る限りの精進をさせていただきますので、今後ともよろしくお願いします。