すが秀実『吉本隆明の時代』刊行記念イベント
作品社さんから連絡メールいただきますた。
2008年11月29日(土)午後2時30分から、近畿大学国際人文科学研究所・東京コミュニティカレッジ(四谷)にて、近刊・すが秀実『吉本隆明の時代』刊行記念イベントとして、本書著者のすが秀実氏と、文芸評論家の高澤秀次氏によるトークイベントを行ないます。
内容詳細・ご予約は、近畿大学国際人文科学研究所・東京コミュニティカレッジ(03-3351-0591)にお問い合わせください。2008年11月29日(土)
午後2時30分〜5時(2時開場)
すが秀実『吉本隆明の時代』刊行記念
すが秀実×高澤秀次トークショー
「戦後」日本の言説空間1945〜1968――『吉本隆明の時代』をめぐって
会場・近畿大学人文科学研究所・東京コミュニティカレッジ(四谷)
入場料・2000円
電話予約(03-3351-0591)
会場地図 http://correlative.org/access/index.html
書籍情報はこちらの模様。
○「吉本隆明の時代」糸圭(すが)秀実
四六判上製/400頁 予価2800円+税
11月中旬刊行予定
*宣伝文
六〇年安保以後、あるいは、現在においてもなお、日本の「知識人」の代表的な存在と
見なされ、「知の巨人」、「戦後最大の思想家」とさえ評される吉本隆明は、どのようにして、
そのような存在となっていったか。その50年代の批評家としてのデビューから60年代にお
いて彼が行った論争と時代背景をとおして解明する。吉本は同時代のヘゲモニックな知
識人との多くの論争に「勝利」することで、知識人界のヘゲモニーを確立していったが、
それは果たして、どのような勝利だったのか。*目次
序章 「普遍的」知識人の誕生――ジッドからサルトルへ/小林秀雄から吉本隆明へ
第一章 一九五〇年代のヘゲモニー闘争――「文学者の戦争責任」と花田清輝
第二章 ドレフュス事件としての六〇年安保――共産主義者同盟と武井昭夫
第三章 六〇年安保後の知識人界――黒田寛一と「真の」前衛党
第四章 市民社会と大学――丸山真男と六〇年代
終章 「六八年」へ――再びサルトル、そして岩田弘/廣松渉/津村喬
関連年表/索引/あとがき
要チェックやー。