「新しい歴史教科書を作る会」会長&名誉会長コンビが出した「ジェンダーフリー・バッシング本」の面白さ。

ジェンダーフリー」という言葉があります。さて、ジェンダーフリーとは何か。ジェンダーフリーとは、簡単に要約すると「性差(ジェンダー)の押し付けから自由(フリー)になる」というような意味の和製英語で、男だから○○しなきゃいけない、女だから××しなきゃいけない、といった固定的な性差関係を押し付けられないですむようにしましょう、という言葉です。学者や役人の間で議論されている言葉と思っている方も多いですが、最近では経営用語やファッション用語、ボーイズラブ用語(笑)としても使われています。(参照:ジェンダーフリーとは


さて、ちょっと前に話題になった本として、『新・国民の油断 「ジェンダーフリー」「過激な性教育」が日本を亡ぼす』という本があります。数日前、「googleのキャッシュで一部が読める」と紹介しました。一言で言えばジェンダーフリーを目の敵にしている本でして、タイトルを見て「おお、ジェンダーフリーは日本を亡ぼすのか。ついうっかり油断してました、てへへ」と思ったものですから、先日、最初から最後まで熟読してみました。もちろんちゃんと、色々な経緯があって回収された第一刷を読みました。



感想。とても面白くて感動しました。以下、話題が話題なので、ネタとベタの違いが分かる人だけお読みください。

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